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notes from my travels

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2016年 09月 18日

2回目のバオバブ。

今回のタナ→ムルンダバのタクシーブルースのドライバーはかなり飛ばす人で2度ほど事故りそうになった。

実際に見事に事故ってるタクシーブルースや、カーブで道路から5メートルほど下に落下したばかりのタクシーブルースと怪我した人たちなんかを普通に見てるもんだから、事故率は低くない。

ま、でも予定通りムルンダバに到着。


2度目のムルンダバ。

宿のおじさんも覚えててくれた。

今日は宿には泊まらずさっさとバオバブに行ってしまうので、ちょこっと休憩だけさせてもらって、明日帰ってきた時の部屋の予約をして。

さすがに朝一からバオバブ行ってもやる事ないので、お昼までネット使えるレストランでコーラ1本で粘る。

お昼ご飯を食べて、村の人に手土産のパンを買って、バオバブ街道に向かう。


今回、ここに戻ってきたのは、もう一度バオバブが見たかったってのももちろんあるんだけど、前回村に泊まらせてもらってご飯まで出してもらったのに、ちゃんとお礼も出来ずに出てきてしまった事がずっと心残りだったから。

だからもし最後に数日余裕ができたらまた行こうと思ってた。

そのためにこれまで体調が悪くてもハイペースで動いてきたのもある。

親切にしてくれたのに、裕福とは程遠い生活をしている中で貴重な食料を分けてくれたのに、ちゃんとお礼もせず出てきてしまったウチ。

多少なりとも見返りを、そうでなくてもせめて分けてくれたの食料の分だけでもなにかお返しを向こうが期待するのは当たり前の事で。

お金持ってるくせに食い逃げしやがった、ひどい旅行者だと思われるのが嫌だった。

そしてそのせいで今後テント泊しにくるであろうバックパッカーを迷惑な旅行者だと受け入れてくれなくなるかもしれないのが嫌だった。

だからちゃんと手土産を持って、嫌な顔されるかもしれないのを覚悟して行ってきた。



タクシーブルースで分岐まで行き、そこから6キロ歩く。
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道すがら、前回歩いて帰った時に喋った人に再会。

その時は指を怪我して、何か薬を持ってないか聞かれてなんにも持ってなかったから何もできなかったんだけど、怪我も良くなってて一安心。

道で会った子たち。
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そしてバオバブ街道に到着。

早速前回快く受け入れてくれたママを発見。

近づいていくと向こうもウチにも気付き、あーーまた来たのねーー!!と満面の笑みで握手してくれた。

よかったぁ。

食い逃げした嫌な旅行者だとは思われてなかった!

お土産を渡して、またテントを張らせてもらっていいか聞くと、いいわよ!と。

ありがとうママ。

ちょうど近くにいたお父さんもやっぱりウチの事を覚えててくれて、よく来たなーって感じで笑顔で握手してくれた。


家の方に行くと、前回色々とお世話してくれた長女のシャリーンが笑顔で走ってきてくれた。

そして他の子供達も寄ってきた。


みんながウチの事を覚えててくれた事。

食い逃げした旅行者だと思われていなかった事。

今回も快く受け入れてくれた事。

そして何より、なんの見返りも求めない親切で、言葉も通じない旅行者を村に泊まらせてくれてご飯まで出してくれてたという事。

とにかく嬉しくて、ちょっと泣きそうになった。


子供達が手伝ってくれてテントを立てて、とりあえずママのショップに戻ってジュースを飲みながら休憩。

小さな集落だし、いろんな人がウチの事を覚えててくれてて再会の握手。

戻ってきて良かったぁーーーーーーーーーー。


そしてもちろん2度目のバオバブも素晴らしい。
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2度目なのでいい写真スポットも知ってるしー。


ただ前回よりも観光客が多い。かなり多い。

マダガスカル人らしき旅行者もかなりいる。

そっか今マダガスカルではホリデーシーズン。

わざわざ木を見に来るのは外国人だけではなかった(笑)。

相変わらずやりたい放題の中国人の団体までいる。

バオバブよりも自分たちの写真を撮る事に忙しそう。

だってバオバブ街道なんてどっちかって言うと広角レンズ欲しいのに、彼らなぜか1人1台首から下げてる一眼には立派な望遠レンズ付いてるしね。


夕日が沈んでいく。
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徐々に薄暗くなっていって、徐々に観光客が帰っていく。

一番優越感に浸れる瞬間(笑)。

ウチ帰らなくていいもんねー、最後まで夕焼け堪能できるもんねー、星空だって見ちゃうもんねー。

最後まで残っていた欧米人のグループもガイドに急かされ帰って行った。


絶景独り占めの瞬間。
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ごくたまーに通る車のライトでライトアップされるバオバブ。
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車は止まっててくれません。
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この日はだんだん雲が出てきちゃった。

だから星空はなし。

でもこれはこれでなかなかオツ。
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村に戻って、今回もまた夕ご飯を頂く。


次女のヴァリーンに日本語を教えて、ヴァリーンはウチにマダガスカル語を教えてくれて、夜まで賑やか。

ヴァリーンは次の日になってもかなり覚えてたのに、ウチ全然覚えれてない。

これが19歳と33歳の脳みその違いですかね。



早朝、まだ真っ暗なうちに星空の写真を撮ろうと思ってたのに起きれなかったダメなウチ。

肉眼ではまだ真っ暗でも写真に撮るともう明るくなり始めてる空。

でも一応ギリギリ星撮れた。

オリオン座バッチリ。
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朝日も見に来た昨日の中国人団体が自分たちの撮影会をしてる姿が入らないポジションを探して写真を撮る。
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前回と同じような写真が多いけど。


今回はさっさと帰らずしばらく子供達と遊ぶ。

これすごいの。
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とうもろこしの芯にたぶんホロホロ鳥の羽を刺しただけなんだけど、この子が投げるとブォーン!って音がしてプロペラみたいになって戻ってくるの。
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やらせてもらったけど超難しい。全然できない。
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写真撮って撮って!というのにカメラを向けるとなぜか真顔になる子供達。
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かなりの日本語の単語を1日で覚えたヴァリーン。
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お世話になった集落。
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パンクなガチョウ。
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いきなり始まった闘鶏。
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楽しかった!ありがとう!


by aya-papaya | 2016-09-18 20:58 | マダガスカル


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