notes from my travels

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2014年 12月 31日

チュニスからドゥーズ。

チュニスの空港に昼過ぎに到着。

まずATMでお金を降ろし、チュニスの街へ行くバスを探す。

バスストップがわからず、空港の外かなぁと一旦道路まで出てみるもバス停らしきものがない。

タクシーが何台か停まってるだけ。

寄ってきたタクシーのおっさんにバス停がどこか聞いてみると、バスはないとの返答。

そんなはずはない。

タクシーに乗れと言うおっさんを無視して空港に引き返す。

セキュリティーのおじさんに聞いたら、あそこだと教えてくれた。あの辺で635番のバスを待て、との事。

やっぱりあるじゃん。

嘘つきは嫌いです。


チュニスの中心地、時計塔が見えたのでそこで下車。

乗ってきた飛行機ががっつりムスリムの人ばっかで、なんだかモロッコよりも断然ムスリム色が強いかと身構えてみたけど、チュニスに着いてみたら別に普通だった。


歩いてゲストハウス探し。

なんやら街中、有刺鉄線がそこらじゅうに張り巡らされている。

ライフルを構えたアーミーに、おっと!装甲車までいらっしゃる。

なんだこの物々しさは!と思ったらなんと、選挙だったらしい。

革命から3年、まだちょっと政治的にごちゃごちゃしてるらしいチュニジア。

選挙はかなりピリピリムードな様子でした。


チュニジア初日、見つけた安宿は、久々の超汚い宿だった(笑)。

まず部屋が臭い。

埃とカビの匂い。

共同トイレは使えないほど汚くはないけど便座なし洋式トイレ。

共同シャワーはただのホース、扉に5センチほどの穴。

荷物を下ろしたら、小さなゴッキーがお出迎え。

まさかと思い南京チェック。

アイヤー南京どもの痕跡満載。

荷物からヘッドライトを取り出し、薄暗い部屋で本格南京チェックを開始。

痕跡はがっつりだけど、本体が見つからない。

お金も払っちゃったし、これからまた新しい宿探しに行くのも怠いし、注意していればきっと大丈夫でしょうという判断を下した。

掛け布団用の毛布でマットレスを包み、もう一枚の毛布を敷いて、さらにその上からシーツを敷いてからの、ようやく自分の寝袋、更には電気をつけたまま寝るという、夜行性の南京どもに対する完璧な対策。

無事に一晩やり過ごしました。


翌朝、朝一でその日のドゥーズ行きの夜行バスのチケットを買いにバスターミナルまで。


12月の25、26、27日の3日間、ドゥーズでちょうどサハラフェスティバルが開催されると言うことで、それに合わせてまずさっさと南下することにしてみた。

フェスティバル期間中の宿は早めに予約したほうがいいらしいと書いてあるけど、ネットで探しても出てこないので、2日前にドゥーズ入りすれば宿は確保できるでしょうと見込んでた。

宿をチェックアウトして荷物を置かせてもらって、とりあえずチュニスの街をブラブラ。

夜までチュニス観光と思ってたのに2時間ほどでブラブラし終わってしまった…!

何もないぞチュニス!!

郊外に幾つか見所があるっぽいが、夜にはバスに乗らないとだし、昼から遠出する気にもならない。

これはwifiのあるカフェにでも入り浸るべし。

と思いwifi探しを始めるものの、なかなか見つからない。

モロッコはどこにでもあったのに、チュニジアのwifi事情はご近所モロッコよりもかな〜〜〜り遅れているらしい。

ようやく見つけたカフェで数時間時間つぶし。

なんとか夕方まで粘り、夕ご飯を適当に食べてさっさとバスターミナルへ行く事に。

バスの出発3時間前にバスターミナル入り。

出発の1時間前にはバスが来たのでさっさと乗り込んだ。


これで、朝6時頃にはドゥーズに着くはず。

夜9時、バスはドゥーズに向けて出発。


ウトウトしてたら、近くの席に座ってた女の人に起こされた。

ドゥーズに着いたわよ、と。

外は真っ暗、バスの乗客はみんなバスを降りていく。

時計を見ると、3時半。


ん?んん??んんん???

えーーーまだ3時半なんですけどぉ!!!

9時間の予定がどこでワープしたのか、6時間半で着いてしまった…。

んーどうしましょ。

とりあえず寒いぞ。

周辺を少し歩いてみる。

真夜中だし、もちろん開いてる店も宿も無し。

と、建物の横に屋根付き休憩所発見!

しかもご丁寧に座布団まで置いてある。

ちょっと周りをキョロキョロ観察したけど、鶏の遠吠えがそこらじゅうから聞こえるだけで、野良犬、野良人の気配なし。

寝床確保!!

さっさと寝袋を広げ、星空を見ながら仮眠仮眠。


しばらくすると一台のバイクが来て、ウチの寝床の真ん前に停車。

ドキドキしながらここは爽やかに挨拶したモン勝ちだろうと思い、笑顔でアッサラームアレイクム。

真っ暗だったから笑顔の価値があったかは不明だけど、挨拶を返してくれた。

よかった、きっと不審な人じゃない。

って、こっちがものすごく不審者な事を忘れて一安心。

するとその人はガシャガシャと隣の建物の扉を開けて中に入って行く。

どうやらカフェだったらしい。

アラビア語でしか書いてないから分からなかった。

中に入っていいよと言ってくれたにも関わらず、この外の休憩所のほうが横になれるし寝袋あったかいし、ぶっちゃけ居心地が良さそうだったから、ここで大丈夫です、とジェスチャーで伝えると、何も言わず毛布を持ってきてくれた。

あぁなんて親切なんでしょう、こんな不審者に。


3時間ほどその場でウトウトしてから、お礼を兼ねてカフェでカフェオレを頼み、朝焼けを眺めてから宿に向かった。



ドゥーズの村人のほとんどが、どこか宿は?と聞くと答える20MARS。

ドゥーズに来たらば、ここに泊まれば間違いないと言う20MARS。

とりあえずその日の部屋を確保しておやすみなさい。


3時間ほど爆睡してからレセプションにフェスティバル中の部屋の空き情報を聞きに行く。

フェスティバル開始は明後日。

すると、今日、明日は大丈夫だけど、明後日からは予約で全て埋まってるとの事。

おっと。

じゃぁ宿移らなきゃなんて思って、別の宿に行ってみる。

明日は一部屋開いてるけど、明後日は全部埋まってる。明々後日からはまた一部屋だけ開いてるけど。

値段を聞くとなんと通常の3倍の45ディナール。

フェスティバル期間中のスペシャルプライスだそうな…。

おっと…。

また別の宿に行ってみる。

残念ながら全部予約で埋まってるよ、と。

お、おっと…。

最後の綱、ガイドブックに載ってるもう一つの宿に行ってみる。

入り口がわからず近くにいた人に聞いてみると、ここはもうやってないよ、との事。

お、、、お、、、。

ヤバイ。部屋がない。

2日前に来ればなんとかなるだろうと思ってたのに完全に甘かった。

小さな村だから、宿も少ない。

これでも普段はきっと十分すぎる部屋数なんだろうけど、年に1度のこのフェスティバルにはチュニジア全土から旅行者が来る。

宿が足りません…。


もうこれはとりあえず、今唯一残ってる馬鹿高い部屋を確保するしかなさそうだ。

早くしないとそれも埋まってしまう。

悩む時間もなけりゃ、悩む選択肢もない。

フェスティバルのためにせっかくここまで来たんだもん、汚い部屋に3倍の値段払ってでもやっぱり残るべきだわ、と腹をくくって、26、27日の宿を確保。

45ディルハムを40にまけてもらった。

それでも通常15ディナールの部屋に40…。

痛い出費。

ちなみにこの部屋はペット付きだった。

ネズミですけど(爆)。



残るはフェスティバル初日の25日。

駄目元で20MARSのレセプションで聞いてみた。

25日の部屋が見つからない。レストランのベンチかレセプションのソファーで寝かせてもらえないかと。

お金は払うし、寝袋持ってるから、何もいらないし、と。

ちょっと粘ってみたけどOKもらえず…。

最悪またあの休憩所で…。


村を歩き回って、少し離れたところにもう一つ宿を発見!

駄目元で25日部屋があるかと聞いてみたら、一部屋だけ残っていると!

な、なんと!で、それは一体全体おいくらですか!?

帰ってきた返事は50ディナール。

これまたスペシャルプライスですこと。

キツイっす。

ちょっと今ここでは決められないっす、と一旦退散。


ふと思い立って、1泊2日のキャメルツアーの詳細を聞きに20MARSに戻った。

昼過ぎ発の翌朝帰ってくる1泊2日、夕食と朝食付きでなんと50ディナール。


同じ値段ではないですか。

フェスティバル価格のホテルに泊まるのと、朝夕付きのラクダに乗って砂漠でテント泊が同じ値段…!!

えぇ〜そりゃぁラクダじゃない??

フェスティバル初日は見逃すことになるけど、残り2日間は観れるわけだし。


ツアー申し込みは前日でいいとのことだったので、1日かけて考えることにした。

25日に野宿はちょっと寂しい。

リアルマッチ売りの少女になりそうな気がした。

そして同じ値段払うならやっぱラクダでしょ。

なんてずーっと考えてたら、夜、レセプションのアフメットが、キャンセルが出たから25日から一部屋空いたから泊まれるよと教えてくれた!

おぉー奇跡!

やった!ありがとうマッチ売りの少女!!

そのキャンセルが25日だけなのか26日以降もなのかは怖くて聞けなかった…。

だってもう26と27、別のホテルの部屋確保してお金も払っちゃってるんだもん、2日で80ディナール…。

そんでもって天下の20MARS、なんとフェスティバル期間中も通常料金での営業なんですもの…。

1泊13ディナール…。


うん、もうそこは考えないでおこう。

数字の事は忘れて、フェスティバル期間中、野宿する事なくベッドで寝れるという事実だけを噛み締めよう。

1泊13ディナールで泊まれたかもしれないのに、2日間40ディナール払わなきゃいけない事実なんて忘れてしまおう。

もう払ってしまったんだし、忘れよう。前だけ向いて生きていこう。

2日間で80ディナールなんて、考えないでおこう…。

26ディナールで済んだかもしれないしれないとこを80ディナールも払ってしまったなんて過去の現実は…。

忘れてしまおう、80ディナールなんて…。

考えないでおこう、26ディナールで済んだかもなんて…。



はい、気をとり直して。

その日の夜、同じ20MARSに泊まってるおじさんが、フェスティバルで英語のスピーチをするから、英訳するのを手伝ってくれと。

一緒にいた香港在住のドイツ人ペトラと、頑張った。

あ、ちなみにウチ全然役にたたなかったんだけど(笑)。


訳し終わったあと、お礼にVIPシートを用意するからなんて言うから冗談かと思ったら、、、。

な、な、なんと!!!

じゃじゃーん!!!


なんとプレスパスをくれた!!!

冗談だと思ったのに!!!

なんてラッキー!!!

そんなこんなで、モグリのプレスとして3日間自由に写真撮りまくりでした!!!


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by aya-papaya | 2014-12-31 01:49 | チュニジア | Trackback | Comments(0)
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