notes from my travels

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2015年 01月 11日

チュニジア南部。

サハラフェスティバルの後、宿で会ってずっと一緒に行動してた推定50後半の香港在住のドイツ人のおばちゃんの、エンドレスな恋バナ&下ネタマシンガントークに疲れ切り、逃げるためにさっさとトズールへ行く事に。

砂漠のオアシス、クサール・ギランでのニューイヤーズパーティーにも誘われてたけど、もう限界。

申し訳ないけど、ここでサヨナラだわ。

のはずが、何時に出発してトズールに何泊してなんて聞かれて答えてるうちになぜか、こっちは"I"で喋ってるのに向こうが"we"で喋ってくる。

おいちょっと待て、なぜいつの間にか一緒に行く事になっている。

勘弁してちょーーだいよ。。。

そもそもトズールなんて行く価値ないと自分で言ってたじゃないか。

このおばちゃん、4年前だか初めてチュニジアに来た時に、砂漠でチュニジア青年に恋に落ち、それから何度もチュニジアに通っている。

だからチュニジアのいろんな町に行ったことがあるんだけど、砂漠がひたすら好きで、それ以外のいかなる町も全て否定しまくる。

あそこは嫌いだ、あそこは大したことないから行く価値ないわ、と。

じゃーついて来るなよ!

とは言えない日本人です、はい。。。


そんなこんなで翌朝、一緒にトズールへ。

何時に出発する?って聞かれたから、え〜10時ぐらい?って答えたら、遅すぎるわ!遅くても9時までには出発しなきゃ!と…。

なので、8時半に出発です…。


トズールに着いて宿探し。狙ってた最安の宿を最初に見に行った。

うん、汚い。超汚い。でもウチ的には許容範囲。

が、おばちゃん、無理!私ここは無理だわ!と。

次の宿。

キレイです、とっても。そして1件目の倍の値段です。

私ここがいいわ!

ウチ予算オーバー。

ここは強気に3件目へ。

値段は1件目と同じ、そして1件目よりはキレイ。

宿決定。

おばちゃん、ちょっと不服そうだったけど、じゃあ、ついてこないでよ、って話だし。


そして市内観光です。
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ここトズールはレンガ造りの家々が見どころ。
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おばちゃん、意外と楽しんでました。

前来た時はこんなの見なかったわーと。

はいはい。


翌日はミデスまでルアージュで行ってきた。

アルジェリア国境1キロ手前。

ミデスまでは公共交通機関はないという話だったのに、朝ルアージュ乗り場に行ってみたら、運良くミデスへ行く家族がいて、ルアージュで行けることになった。

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ルアージュを降りて数百メートル先の渓谷へ。

と、おじさん二人が何やら叫んでいる。

どうやら戻って来なさいと言っているみたい。

ポリスだと言う。

怪しい気もする。

とりあえずおじさんのとこまで行ってみる。

8キロ手前のタメルザまで送って行くから車に乗りなさい、と。

いやいや、タメルザまでトレッキングがてら歩いて戻る予定だし、第一着いたばっかでまだ渓谷写真撮ってないし。

そもそも、確かに車に赤いサイレンのやつ付いてるけど、あなたたちがホントにポリスかわからないし。


ウチもおばちゃんもフランス語わからないし、自称ポリスのおじさんたちは英語全然喋れないし。

土産物露天のお兄さんが片言の英語で通訳してくれてる状態だし。

ただお兄さんも、彼らは警察だと。

なんだか有無を言わせない感じ。


どうやら、アルジェリア国境がすぐそこで、旅行者が個人で来ちゃあんまり良くない場所らしい。

ちゃんとガイドライセンスを持ったガイドと一緒じゃなきゃ、タメルザまで個人で歩いて行くのは禁止されてるらしい。

10分待ってやるから写真撮ったらさっさと戻って来なさい、と。

仕方なくささっと写真だけ撮って戻った。
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最後まで怪しんでるウチら2人に、お土産屋のお兄さんは、ホントにポリスだから安心しなよ、と。

って感じで、ミデスでの滞在時間20分ぐらい(笑)。

自称ポリスの車に乗り込み出発。


海外の警察ってさ、国によっては最悪に腐ってたりもするわけで、権力だけ振りかざして有無を言わさず悪さする輩もいたりするわけで、チュニジアの警察がどんなもんかもわからないし、怖いわけですよ。

ガタイのいいおじさん2人。

これウチ一人だったら車に半強制的に乗せられるとか、マジで無理。

心のそこからおばちゃんが一緒にいることに感謝した(笑)。

ついて来てくれてありがとう。

2人いてもヤバイ時はヤバイけど、心細さはかなり和らぐ。

かなり警戒しながら車に乗り込み、襲われないにしても、あとでお金でも請求されたらそれも嫌だね、なんて話してた。

タメルザに向かう途中、川の向こう側に廃墟の集落があって、そこで車を止めるポリス。

写真撮ってきていいよ、と。でも少しだけね、と。

言われた通り写真を撮ってすぐ車に戻る。

次は、タメルザの近くの滝に行きたいか、と。

タメルザから2キロほどトズール方面に戻ったとこに滝があるのはガイドブックに書いてあった。

じゃ、じゃあせっかくだから、と滝まで行ってもらう。

そこでも待っていそうな感じだったので、ここからタメルザまで歩いても構わないなら歩いて戻るから、大丈夫です、ありがとう。とどうにか伝えると、

そうか、じゃあ、気をつけて、と。

あ、あれ?なんかホントに親切なポリスなんじゃないか!

あぁ疑ってごめんなさい。

だって怪しかったんだもん(爆)。

タダで滝にまで連れてきてもらって、逆に申し訳なくなったのでした。


と、おばちゃんが、無い!私のメガネが無い!と狼狽えはじめる。

ポリスの車に忘れてきたんだわ!!とテンパり始める。

おばちゃん、あの老眼鏡がないと、携帯に電話がかかってきても誰からなのかすらわからない、大事な大事なメガネです。

その場に座り込み、大慌てでカバンを引っ掻き回す。

まわりの人たちも何事かと見ている。


すると、もうどっかに行ってしまったと思っていたポリスが、どうしたんだ!何事だ!とポリスらしく登場。

おばちゃん一安心で車の中を探させてもらう。

が、無い。

あぁ、きっとミデスでどっかにおいてきてしまったんだわ、と。

ドゥーズまで戻れば予備のメガネがあるから、仕方ないけど諦めるわ、と。

そうとうな狼狽ぶりだったため、なぜかポリスのおじさん2人も、なんだかオロオロしてた。

ポリスに2度目のお礼とサヨナラをして、滝観光。

滝は滝ってほどのものでもないので、写真なし。

あのメガネ作ったばっかりだったのよ、と言い続けるおばちゃん。


帰り際、あ、そう言えば、ここのポケットを探してなかったわ、と開けたカバンのポケットに、入ってました、メガネ。

なんと人騒がせな…。と呆れて物も言えないとはこういう事を言うんですね。

苦笑のみです。

よ、良かったね、と。


タメルザまで2キロ、なんとなくヒッチでもしようかという事になり、2人で親指立てて道端に立っていると、プップーと背後からクラクション。

振り向くと、そこにいたのは、そうポリスのおじさん(爆)。

何してんだ、乗りなさい、と(爆)。

おばちゃん、元気よく、メガネあったのよ!と報告。

するとポリス2人、な、なんだと!俺たち2人、ミデスまで確認しに行ったんだぞ!!と。

うわー!超申し訳ない!!!

さすがのおばちゃんも平謝りです。

そしてタメルザまで送ってもらい、たまたま通りかかった、トズール行きじゃないルアージュを捕まえて、無理やりトズール行きに変更させてウチら2人を乗らせ、見送ってくれたのでした。

大変大変お世話になりました。

最後までありがとうございました。

なるべく現地の人に迷惑をかけないよう、バカな旅行者にはならないよう、日々気をつけているつもりのワタクシですが、今回ばかりはホント、ご迷惑おかけしました。


トズール2泊の後、またしても断りきれず、おばちゃんと、砂漠のオアシス、クサール・ギランのニューイヤーズパーティーに行く事に…。

ま、でもおばちゃんの噂の彼氏がタダで片道150キロ送ってくれて、明け方また迎えに来てくれるという、なんとも申し訳ない申し出、さらには夜通しパーティーだから宿なんていらないわよ、という事で、実質完全タダで行けることになったので、まぁ最後にそれもありかと。

クサール・ギラン行きたかったけど、高すぎて諦めようと思ってたし。

それに道中は彼氏がいるから、おばちゃんのマシンガントークも矛先はウチには向かないはずだし。


が、当日12月31日。曇り。超曇り。

風も強く、極寒です。

よ、夜通しパーティーとか絶対無理なんですけど…。

結局、おばちゃんの彼氏のつてで、テントに安く泊まらせてもらえる事になった。

一安心。

一瞬晴れた隙に散歩。
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あとは夜までテントに引きこもった。

雨が降ってきた。

ぶっちゃけパーティーとかどうでもいい。

風邪ひいちゃうよ。

でもここまで来てパーティー行かないとかありえない!と押し切られ、渋って渋って渋った挙句(笑)、夜11時頃雨もなんとか止んだのでパーティー会場へ。

と、人、人、人、砂漠の真ん中にこんなにもウジャウジャ人が!

そしてなんと、予想以上の人だったのか、チケット販売中止してました。

内心ホッとしたウチと、心底ガッカリなおばちゃん。

だってさー、お酒の入ったチュニジア人の若者ですし詰めのパーティーなんてさ、想像しただけでウザそうじゃん。

会場の外でもすでに酔っ払った若者たちがウジャウジャ騒いでるのに。

さっさと帰りましょう。

寒いです。

テントに歩いて戻ってる途中、気づいたら12時過ぎてた。

ライブの大音量は止むことなく、カウントダウンなんてなし。

うんやっぱ行かなくてよかった。

そんな感じで開けた2015年。

明けましておめでとうございます。


テントで寝て、翌朝迎えに来てくれたおばちゃんの彼氏の車に乗り込み、ドゥーズに戻ってきました。

そしてそのまま宿に置いてた荷物を引き取り、とうとうおばちゃんとお別れして、一人マトマタに向かった1月1日。

続きはまた後で。

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by aya-papaya | 2015-01-11 03:21 | チュニジア | Trackback | Comments(0)
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