notes from my travels

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2015年 07月 22日

エチオピアスタート。

スーダン後半で心身ともにちょっぴり疲れ切って国境が閉まる夕方5時直前に滑り込みで入国したエチオピア。

あまり評判のよくないメテマという町。というか村サイズ。

スーダンでの教訓を胸に、少々警戒しながら歩く。

が、どうしたことだろう。

なんだこの差は。

なんだか何もかもが違ってる。

イスラム教の国スーダンと、キリスト教(正確にはエチオピア正教)の国エチオピア。

徒歩で国境を越えただけで、こんなにも何もかもが変わるとは。

言葉、文字、通貨はもちろんの事、服装、髪型、体格、顔つきまでぜんぜん違う。

髪も肌も出さなかったスーダン女性、コーンローのおしゃれヘアにキャミソールのエチオピア女性。

がっしりだったスーダン人、小柄なエチオピア人。


もろもろの作り出す空気が全然違うんだ。

砂漠の中、暑さもあり自分に余裕がなかったせいもあるだろうけど、それを除いてもなんだか心から落ち着けない雰囲気のあったスーダン。

それに比べエチオピア人の表情の柔らかさ。話し方の柔らかさ。ハニカミ具合。笑顔。

なんだろうかこのほんわか〜な感じは。

エチオピア、なんかイイかも!


良くないと言われるメテマでこの心休まる感じ。

この先一体どんだけ居心地よくなるんだー?


そんでもってラマダン抜けたーーー!

いつでもどこでもご飯が食べれる!!

そんでもってなにやら美味しそうなエチオピア第1食目。


でっかいまあるいパンをピザみたいに切って、豆をピリ辛に煮込んだやつを付けて食べる。

メテマのメインロード(というか、この一本しか道路がない)にはこのお店がズラリと並んでる。

ってか、これ以外ないかもしれない(笑)。

そして美味い!

そんでもって安い!これで50円ですよ。

いや、エチオピア最高だね!

虫の心配さえなければね…。

ノミダニ南京虫大国と有名なエチオピア。

さっそくメテマの宿もベッドチェックした所、南京野郎の痕跡発見。

実態は見つからなかったものの、南京虫注意報発令です。

さっそく殺虫剤攻撃。

そして電気つけたまま就寝。

1泊目は無傷で生き延びた。



翌朝、同じ宿に泊まってたゴンダール行きミニバスの運転手の車でゴンダールへ。

途中通過した村で、サモサ売りの子が寄ってきた。

運転手にいくらか聞いてもらおうと思ったら、いいよいいよと買ってくれた。

おぉ、スーダ…じゃなくてエチオピアホスピタリティ!

ま、後々荷物代を少々多く払いすぎてた事に気付いたものの、まあ許す。



エチオピアはほんとに緑が多い。


砂漠で灼熱のスーダンからガラッと変わって標高2000メートル近い山岳エチオピア。

むしろ寒いぜ。

道を歩いてるとハローハローと手を振ってくれる子供達。


いや〜なんかイイよエチオピア!イイ!


そしてエチオピア正教の教会初体験。

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これ天使だからね。天井一面に描かれた天使。


すごいんだけどちょっと笑える、なんとも親しみやすい感じです。


宿代の高かったゴンダールを1泊で抜け、翌早朝、アクスム行きのバスに乗り込む。

ゴンダールからアクスムは直通バスがなくて、アクスムの少し手前のシレという町までバスで行って、そこからアクスム行きのミニバスに乗る。

前日にシレ行きのチケットは買っておいた。



ちなみにエチオピアの長距離バス事情。

夜行バスの運行が禁止されてるエチオピアでは基本的に全ての長距離バスは朝6時発の1本のみ。

5時半ぐらいにバスターミナルのゲート前に人が集まりだす。

バスの準備が出来るのを待って係りの人が緊張の中ゲートを開ける。

と同時に年末の特大セールの開店時のごとく、新年の福袋を買い求める人たちの開店の瞬間のごとく、殺気立った人々が一斉に一目散に自分の乗りたいバスに向かって走り出す。

朝っぱらから戦場なのです。



で、エチオピア入国後初めての戦場への出陣。

右も左もわからず、とにかく人に押されて転ばないようにだけ気をつけてバスを探す。

もうチケットは持ってるんだし、乗れないってことはないでしょ。


シレシレーーー!と叫んでる人発見。

シレ??(これはシレ行き?)と聞くとシレ!!(おうそうだ、これがシレ行きだ!)との返事。

バスの屋根の荷物置き場に荷物を上げてもらい、バスに乗り込む。

席確保。


ふーーー疲れた。

怖かった。人が。殺気がすごかった。

そんなカオスが落ち着くのに1時間ほどかかりようやく出発。

無事出発。

しばらく走ってからチケットチェック。

昨日買っておいたチケットを取り出すと隣の人がなぜか慌て出す。

チケットチェックのお兄さんを呼んで、さらに近くの人たち数人をも巻き込んで眉間にシワを寄せながらなんやら話し合ってる。

何事…?

そしてウチに向かって発せられた言葉は一言、"Mistake"。

それもすごく困った顔で。

固まるウチ。

まずなにがどうミステイクなのかわからない。

聞き返した所で"mistake"以外の英語の単語が返ってこない。

わけがわからん。どうすればいいんだウチ!?


なんやらチケットを指差しながら頑張って現地の言葉で説明してくれるのを、こっちはこっちで頑張ってなんとなく意味を想像したところによると、どうやらウチは間違えて違うバスに乗ってしまったらしい。

え?それ困る。

え?でもシレって言ってたよね。

でもこれはシレ行きでしょ!?と訴えると、そうだけどミステイクだ!と。

なるほど確かにウチのチケットだけ他の人たちのと色が違う。

その後またさらにウチの周辺の数人で議論が持たれ、出た結論はどうやら『まぁいっか』だった。

どうやらウチはこのまま追加料金なんかも特になくこのミステイクなバスでシレまで行けるらしい。


後で分かったのは、エチオピアの公共長距離バスは1st Levelから3rd Levelまであり、要するに1等から3等までのクラスのバスがあって、路線によっては同じ目的地行き、同じ出発時間の違うクラスのバスがあるっぽく、ウチはおそらく前日に1等のチケットを買っていたにもかかわらず、2等のバスに乗り込んでしまったっぽい。

それさーーー、チケット買うときに何等がいい?とも聞かれてないしさーーー、バスに乗り込むときにも何にも教えてくれないしさーーー、エチオピア入国したばっかだもん、知らねーよそんなの!!!


まぁいいや、ちゃんとシレに着けたし、いろいろ勉強になったし。


補足すると、エチオピアのバスには車体にそのバスの番号が書いてあって、チケットにはちゃんとそのバス番号が書かれているので、その番号をちゃんと確認すれば乗り間違える事はありません。以後、その番号のみを頼りにバスに乗っています。

ちなみに、3等は今の所乗った事ないけど、1等と2等は値段も車体のクオリティーも大して変わりません。ただ、1等はビニールのシート、2等は布な事が多いっぽく、1等の方がダニ共の虫害は防げます。


シレではすぐにアクスム行きのミニバスが捕まり、無事アクスムに到着。

アクスムは数で言えばいくつも見所があるんだけど、ぶっちゃけどれもインパクトはない。

なのでガイドブックに載ってるような見所の写真も特になし。

ってのも寂しいので1枚だけ(笑)。

オベリスク。



ブラブラとちょっと遠出してみた。
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小さな集落を通りがかったときに女の子が家に招いてくれた。

小さな土でできた家にお邪魔させてもらうと、ちょうどコーヒータイムで、エチオピアのトラディショナルなコーヒーをいただく。


うまいんだこれが。

作法通り3杯のコーヒーを頂くと、ご飯まで出てきた。

インジェラとシロ。超代表的エチオピア料理。

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日本食で言うところのご飯と味噌汁的な?ご飯と漬物かな?ま、そんなとこ。

しかもトラディショナルに手編みのカゴで出てきた。

もー雰囲気ありすぎー。


言葉は通じないものの、なんかいろいろご馳走になり、伝統的なものいろいろ見せてもらい大満足。
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さすがにご飯まで出してもらってるし多少はお金をと思ったら断られた。

残念な事にお家の人たち写真は撮らせてくれなかったけど、貴重な体験をありがとうございました。


宿に帰れば帰ったで、泊まってた安宿はブンナベットと言われる、エチオピア特有(?)の、食堂の奥が宿になってるやつで、トイレ、水シャワーは共同だけど、部屋は十分キレイで何より便利で安いって感じで、だいたいレストランを突っ切って裏口から出ると中庭を囲むように部屋が並んでるんだけど、宿でもあるけど、食堂の裏でもあるわけで、食堂で働いてる女の人たちが休んでたり、洗濯してたり、料理の下ごしらえしてたりするわけで、たまたま帰ってきたタイミングで木の臼でなにかをついてるから聞いてみたら、インジェラの原料のテフを挽いてるとこだった。

面白そうだしちょっと手伝わせてもらったけど、けっこう重労働。

ついて潰してふるいにかけて。

こうやってインジェラは作られてるんです。

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ここでもまた恥ずかしがって写真は撮らせてくれなかったけど。


ブンナベット、ちょっとだけホームステイみたいで楽しいしオススメ。

洗濯場もあるし干すととこもちゃんとあるし、お腹空けば敷地内食堂だし。

ただ水シャワーのみだから寒いときは気合がいるけどね。



アクスム、観光ほとんどしてないけど楽しかったなー。

小さな町で、ごちゃごちゃしてなくて静かで。

居心地良くて何をするわけでもなく3日もゆっくりしてしまった。


町の中心の大木。むっちゃデカかった。


カゴ屋さん。

週1で大きなバスケットマーケットが開かれるらしいけど、残念ながらタイミング合わず。

あとこの雀サイズの鳥、エチオピアでちょこちょこいるんだけど、赤いのと青いのがいるの。オスとメスで色が違うのかなー?



そしていざ、ウチの中ではエチオピアのハイライト、ダナキルを目指すべく、メケレに向かいます。

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by aya-papaya | 2015-07-22 05:39 | エチオピア | Trackback | Comments(0)
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