notes from my travels

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2016年 09月 01日

さっそくバオバブ。

マダガスカルの首都アンタナナリボ。

これだけ見るとなんだか洗礼されたヨーロッパ風な街のように見えるけど。
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実際はものすごーーーくゴチャゴチャしてる。
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アフリカだと思って来るとびっくりする。

いや、ここはアジアだ。

空港から街までの道もいきなり田園風景だったし。

人の顔つきも断然アジア色が強い。

髪もチリチリクルクルじゃないし。


アフリカ??

アジア??

なんかよくわからなくなる。


なんだかものすごく親近感の湧くアジアっぽい光景。

かと思いきや、時々うわ!アフリカ!ってとこもある。


そのアジアとアフリカが混ざった独特な感じが、長いこと慣れ親しんだ景色のようで、でも冷静に考えると今までにない全く新しい、なんとも不思議な世界。

いやーマダガスカル、恐るべし。


なんて言うか、アジアの活気に、アフリカ人の生命力とウザさを足した感じ?


そんな第一印象の首都アンタナナリボ。


ここはまた最後にも戻ってくるので今はあんまり観光もせず、さっさと移動。



旅を始める前に、世界中でどうしても見たいもの3つを挙げた。

エジプトのピラミッド。

ボリビアのウユニ塩湖。

そしてアフリカのバオバブの木。


旅を始めて 7年半経ってようやく見れた1つ目、エジプトのピラミッド(爆)。

が、残念ながらそこまでの感動がながったのがホントのところ。


2つ目もそんなに感動しなかったらショックだなーと思いつつも。


バオバブの木はアフリカけっこう色んなとこに生えてて、ケニアやタンザニアで見たバオバブも好きなんだけど。

それでも日本でどうしても見たいと思ったのはマダガスカルのバオバブ。

当時はマダガスカルでしか見れないなんて知らなくて、アフリカに行けば見れると思ってたんだけど。

星の王子様で有名なんだってね。

ウチ星の王子様読んだことないんだよね。

いつどこでバオバブが見たい!って思うようになったのか覚えてないんだけど。

どっかで写真かなんかを見たんだろうね。

なんじゃこりゃーって思ったのだけは覚えてる。


木を見に行くために航空券往復5万円。

ちょっとだけ悩んだけど、初心に帰り、絶対にに見たいと思ったんだもん、見に行かなきゃでしょ、と決意してやってきたマダガスカル。


お楽しみは最後に、とか言ってる場合じゃない。

旅を始めてもうすぐ9年。

9年も待ったんだもん。(←ただ進むペースが遅かっただけ爆)

まずとりあえず見に行っちゃうもんね。



マダガスカルの移動はタクシーブルースと呼ばれるミニバス。

これがまた長い辛いシンドイ悲惨と悪名高いんだけど、予想よりかなり乗り心地もよく、わりと快適に17時間ほどで目的地ムルンダバに到着。


ここはバオバブ街道とキリンディー自然保護区でキツネザル観測が有名で、セットで車とドライバーとガイドを雇って回るのが一般的。

でも自力でも行ける。

最初は自力で行こうと思ってたんだけど。


ムルンダバからキリンディーへの分岐までトラック型タクシーブルースで噂では15,000アリアリ(マダガスカルの通貨アリアリ)、50㎞ぐらいだけど道が悪すぎて、さらにトラック型タクシーブルースがポンコツ過ぎて所用3時間ほど。

さらにそもそもタクシーブルースは満席にならないと出発しないので、出発までの待ち時間が1時間かもしれないし5時間かもしれないし。

分岐から砂の道を5㎞歩いて、ようやく保護区入り口に到着。

人のブログを見てるとどうしても、朝一出発しても到着は夕方近くになってるっぽい。


バンガロー1泊40,000アリアリ。

保護区入場料35,000アリアリ。

保護区内のガイド20,000アリアリ。

帰りはまた5㎞歩いて、いつ来るかもわからないタクシーブルースをひたすら待つ。

やっと来たすでに満席のタクシーブルースに詰め込まれ3時間かけてバオバブ街道で途中下車。

バオバブの木の下で野宿して翌朝6㎞歩いて国道まで出て、タクシーブルースに乗ってムルンダバに戻ってくるという、2泊3日でなかなかタフなスケジュールになる。

予想合計金額約130,000+キリンディーはバンガローのレストランで食べるしかないので食費はローカルフードの10倍。


と、冷静に考えた結果、ものすごく体力的にはハードなくせに、そんなに安くないぞ、と。

ということで安い車とガイドが見つかればそっちで行こう!と町をブラブラ歩いていると、さっそくガイドが声をかけてきた。


明日日本人を1人連れて行くんだけど君も一緒に行かないかい?

おっとこれはナイスオファー。

かなり値切れるパターンじゃないのこれ!

まずその日本人を紹介してもらい、詳細を聞いてみる。

短期でマダガスカルに来てる人で、もうガイドと話はついて僕はもう値段も納得いってるんで、僕の事は気にせず、がっつり値切ってください、と有難いお言葉。

いやーそう言っていただけると助かります!

って事でガイドと交渉開始。

キリンディーのガイドもこの人がやってくれるらしく、全てのガイド代、保護区の入場料、車、ドライバー、ガソリン代全部込みで135,000アリアリで行けることになりました。

1人だったらたぶん200,000以下には下がらなかったと思うので、ほんとラッキー。


ちょうどお昼だったので、お昼ご飯でも、と一緒にご飯を食べに行って、お礼にビールを奢り。

話してみたらなんと岐阜の人(笑)。


お互い岐阜には住んでないけど、岐阜愛を再確認できました。

やっぱ岐阜っていいとこですよ。

でも秘境感は残しておきたいね。

だからそんなにメジャーにならなくてもいい。

実は超いいトコっていうポジションがベスト。



話をバオバブに戻して。

翌朝。

バオバブ街道で朝日を見るべく朝5時にピックアップの予定。

時間通り来るかなーと心配したら、ジャストに来た!

素晴らしいよ、ガイド!


おーなんかちょっとずつ明るくなってきた頃にちらほらバオバブも見えてきた。

そして、バオバブ街道に到着。

観光客誰もいない。

地元の人が数人歩いてるだけ。

ここが。

念願の。

バオバブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
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朝靄のなか、なんだか神秘的です。

ワタシ、感激しました、バオバブ。

マダガスカルに来てよかった。


朝焼けの中のバオバブ。
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これまた霞んでる感が美しい。


我らの車と一緒に。
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四駆でしか行けないと言われているキリンディーへ、きっとどこかで乗り換えるよね、と思っていたら、結局最後までこの車だった。

キリンディーの駐車場にはもちろんランクルが並び、この車は異常に目立った。

え?マジ?この車で??という欧米人ツーリストの視線を思う存分浴びつつ。

誰がどう見ても四駆じゃなきゃ無理でしょと思う道を、我らがドライバーは、なんとエンジントラブルもパンクも、そしてさらにはエンストすら一度もすることなく最後まで走りきりましたよ!!

すげーーー我らがドライバー!!!

ウチ運転できないけど、このドライバーの運転技術と、この一見ポンコツに見えるクラッシックカーの底力はウチにもわかるよ!

頭スキンで眉毛が異常に長く、立話お腹、ヨレヨレTシャツにヨレヨレジャージのスボン、山下清をものすごく連想させる風体で、歯抜けの笑顔が眩しい我らがドライバーのおっちゃん。

バックミラーにはクマのぬいぐるみをぶら下げ、車の内装は車体と同じオレンジを基調にワンポイントでブルーとグレーのチェックを入れてみたりと、かなり可愛らしくまとめたオシャレ感。

うん!いいよ!いい!


朝日とバオバブを堪能したとこで、一旦バオバブは置いといて、キリンディーへ。

2時間ほどでキリンディーに到着。

朝ごはんを食べてさっそくキツネザル探しです。


おーさっそくいた!

シファカ!

白い!

モフモフ!
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子持ち!
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なんか凛々しい!
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別の種類のキツネザル。
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3時間近く歩き回り、3種類のキツネザルとカメレオン見れました。


キリンディー大満喫です。


そしてこの後はバオバブ三昧。

道すがら幾つかのバオバブを見て。


これは有名な愛のバオバブと呼ばれるバオバブ。
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絡み合ってます。


途中の村にも寄ったりいろいろ寄り道しながらバオバブ街道に戻ってきた。


爽やかなドリンクもあります。
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なんで日本語?と思ったけど、日本人がめっちゃいっぱいいて納得。

中国人も韓国人もほとんどいない。アジア人はほぼ日本人。

好きだねー日本人こういうの。


夕日までのまだ数時間あるので、その辺をブラブラして時間を潰す。

お米をついて米粉を作るの手伝ってみたり。
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コーヒー飲んでみたり。
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子供の写真撮ってみたり。
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そしてとうとう夕日タイム。
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美しい。

ひたすら美しい。

バオバブさいこーーー。


ここでウチはバオバブの木の下で野宿!という計画を実行すべく、ツアーを離脱。

ガイドがまったく人気がないところは危ないから、と、バオバブ街道の真ん中にある集落の人に話をつけてくれて、家の横にテントを張らせてもらえることに。

なんと夕ご飯と朝ごはんまで出してくれて、予期せぬ『村に泊まろう』シリーズ第3弾になりました。

観光客がみーんな帰った後、夕日が沈んで暗くなった時のバオバブ。
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もー最高です。


そして翌朝、2度目の朝日。

この日は前日と違って朝靄はなくスカッと晴れて。
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朝日に照らされたバオバブもバッチリ。
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しっかりじっくり堪能して、村人にお礼を言って、帰り支度。


国道までの6㎞も田園風景とバオバブの中の道を地元の人と一緒にテクテク歩く。

んー気持ちいい。
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バオバブ、大大大満足です。

もうマダガスカル終わってもいいよってくらい、満たされました(笑)。



追記。

ムルンダバでは問題ばっかで評判超悪いのになぜか日本人御用達のソニというガイドが有名ですが、別に彼じゃなくても他にも選択肢はありますよ!

ウチが行ったガイドはHeryというガイドで、英語そこまでうまくないし、メチャメチャどもるけど、必要な会話は出来るし、ちゃんとガイドもしてくれるし、気遣いやさんだし、真面目だし、時間ピッタリだし、お金もキッチリしてるし、文句なし!

それからサイモンっていうおじさんは英語ペラペラで、真面目ないい感じ。

値段交渉でウチの言い値まで下がらなかったから頼まなかったけど、最低でもこれだけはかかるから、申し訳ないけどこれ以上は下げられないよ、と丁寧に断って引き下がったのが逆に好感度アップです。

全然しつこくもないし。

ソニに頼んでイラっとする必要はないと思います。

以上。


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by aya-papaya | 2016-09-01 04:33 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
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