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notes from my travels

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2016年 09月 25日

ヨハネスブルグ。

最近さらっとヨハネスブルグのことをジモティっぽくジョバグと言えるようになってちょっとカッコいいと思ってます。



マダガスカル前にスルーしたヨハネスブルグ。

今回はちゃんと観光します。

ヨハネスでおそらく最安だろうと思われる宿を予約。

Gemini Backpackers

ハウトレインのマルボロ駅までフリーのピックアップあり。

空港出る時に電話が繋がらず、マルボロについてからようやく連絡が取れ、待つこと2時間…。

ヨハネスで宿無しなるのか、ウチ?!と途方に暮れた頃、ようやくピックアップが来た。


治安最悪と言われるヨハネスブルグ。

旅行者はあまり自由に街中を歩き回れないので、おそらく全ての宿が送迎サービスあり。

最寄りのハウトレインの駅やショッピングセンターなんかまで車で送ってくれる。

車で送ってくれるのは有り難いんだけど、自由に動けない感じがかなりめんどくさい。

ちょっとスーパーに行きたい時も送迎を頼まなきゃいけない。

じゃあ1時間後に。

もちろん時間通りに出発してくれるはずもなく。

スーパーに行くのに半日使うことも。

歩いて行ければ20分ぐらいなんだけどね。

まぁヨハネスブルグだもんしょうがない。

最安の宿だもんしょうがない。


マダガスカルからの飛行機は夜12時近くに到着して、とりあえず空港泊。

翌朝ハウトレインで 街に向かい、ピッくアップ2時間待ちで宿に着いたのは昼前。

現地人の労働者と若者で溢れるかなりローカル色の強い宿だった。

食べるもの何もないのに買い物行くのに3時間待ち。

スーパーのデリでご飯買って、帰って食べて1日が終わった。

ちなみにキャンプサイトはドミのトイレとシャワーを使わせてもらうんだけど、ホットシャワー無し。

水シャワーとか寒すぎて無理。


翌朝、雨。

やまない。

オーナーにホットシャワーがあるか聞くと、いま用意するから待ってて、と。

待ってる間にテント水没。

とにかくものを屋根のあるとこに移動させる。

寒い。

'は〜'じゃなくて'ふ〜'の息まで真っ白。

濡れた服で凍え死ぬかと思った。

オーナーが、雨の中テントには泊まらせられないと、同じ値段で部屋を用意してくれるという嬉しい申し出。

ただまだ掃除してるからもう少し待って、と。

外が暗くなった頃、ようやく部屋の準備ができた。

トイレ、更にホットシャワー付きダブルルーム。

快適。と思いきや、やっぱりシャワーからは氷水しか出てこない。


大都市ヨハネスブルグでホットシャワー難民になるとは思わなかった。

もう3日シャワー浴びれてません。

いい加減宿を変えようと思った3日目、ようやくホットシャワーにありつく。

天気も回復。

2日間、何もしないで終わってしまった。

今日こそ観光!


やっぱりあんまり自由に個人で動けないヨハネスブルグ。

タクシーなんて高すぎて無理。

ツアーも安くないし自由がない。

そこで目をつけたのがこれ。

今まで各国で何度となく見てきたけど、ウチには縁の無いものと思っていたこいつ(笑)。


他のツアーに比べると値段もお得。

そして個人では行きにくいところも行ける。

私、観光客になります!


2日間のバスパスとソウェトツアーがセットになったチケットで570ランド。

アパルトヘイトミュージアムとソウェト30分滞在の日帰りツアーで最安が600ランドぐらいするから、このサイトシーイングバスはかなりお得だと思う。


初日は宿を出るのが遅くなったので、観光開始が昼過ぎになってしまった。

とりあえず時間がかかりそうなアパルトヘイトミュージアムが今日の目標。


サイトシーイングバスに乗って観光開始。

このバスすごいのね。

ちゃんと音声でガイドしてくれるの。

しかも15ヶ国語対応、もちろん日本語もあり。

街の歴史から建物の説明なんかまでいろいろ教えてくれる。

いいかも〜。

お上りさんですよ。

バスから通りすがりにパシャパシャ。

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なんかヨーロッパ観光してるみたいじゃない?


でもここは世界でも有数の危険都市ヨハネスブルグです。



街の中をいろいろ回りながら、1時間ほどでアパルトヘイトミュージアムに到着。

南アフリカといえばネルソン・マンデラとアパルトヘイト。

ヨハネスブルグ。_c0146526_19360797.jpeg

いやーなかなかに濃かった。

が、これまた勉強不足プラス説明文の英語が難しくていまいち細かいとこまでよく分からなかった。

勉強せねば。


あとはマーケットシアター周辺をちょっと散策して1日目タイムアップ。


一応バスでコースは1周したから明日の予定も立てやすい。

ここからここは右側の席に座って〜その先は左側の席に座って〜と細かく計画を立てる。


6時半にマルボロ駅のピックアップを電話で頼み、もちろん30分遅れで到着して宿に帰った。


2日目、9時にマルボロ駅までの送迎を頼んでたけど、もちろん30分遅れで出発。


今日はとりあえずソウェトから。

2時間のソウェトツアー。

ソウェトってのはSOuth WEstern TOwnshipの略。

まー簡単に言えば元は巨大スラムで今は1つの街と認められた場所。

アパルトヘイトが複雑に絡み合ってできた街。

ヨハネスブルグ観光の目玉なんじゃないかと。



ところどころ見所で止まって写真を撮るけどほぼ車移動だったなー。


ワールドカップに使われたスタジアム。



ソウェトのシンボル。

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ヘクターピーターソンミュージアム。


アパルトヘイト廃止への戦いが始まった場所。


ソウェトの始まりの姿と、地元の黒人ですら乗るのをビビる悪名高き、メトロポール。



もうちょっとじっくり見て回りたかったけど、最安ツアーなので文句は言えません。


あとはオシャレスポット、ブルームフォンテン周辺を散策。

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2回建てバスから見下ろすヨハネスブルグの街は活気に溢れていて、他のアフリカの都市と変わらない。
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実際ダウンタウンの中も所々歩いたけど、特に何も起きなかった。

小洒落た場所は白人も普通に歩いてるの見かけるし。

でもだからと言って大丈夫なわけではない。

実際こんなんばっかりで。


やっぱり治安は悪いんだろうと思う。


街を歩けば必ず何かが起きるってほどではないけど、何かが起きる可能性も大いにある。

あくまで自己責任で。


街の中のいたるところにペインティングがあって、移動中に急いで撮ったのもあれば、散策中に時々人気のない路地にビクビクしながら入って行ってさっと写真だけ撮って去るなんてスリリングなこともしてみた。

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やっぱこういうアート好きだなー。


バスの上から路上の人たちをバシャバシャ撮ってる欧米人がいたけど、なんかやっぱりこの隔離された空間から外にいる地元の人たちを見下ろして写真に収めるのはどうもいい気分ではなかった。

撮るならやっぱ同じ目線で撮りたいよね。

みんながみんなお腹の空いた肉食獣みたいに襲ってくるわけじゃないんだし。


かなり満足の2日間でした。

途中寄り道したホテルのカジノで70ランド消えたのは内緒の話です。


ジョバグ、楽しい。

いつか自由に歩き回れるようになったらまた行きたい。


by aya-papaya | 2016-09-25 00:00 | 南アフリカ


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