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notes from my travels

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2019年 03月 24日

エクアドルのチョコレート。

ミンドはハチドリ以外にも、ジップラインやチュービングなんかのアクティビティや、蝶やカエルやいろんな野鳥の観察ツアーなどいろいろあるんだけど、そういうのは遠慮して、チョコレートツアーに行ってみた。

ツアーと言っても店の裏庭を説明を受けながら見学するだけなんだけど。

Bean to Barのユンボスチョコレートに見学に行ってきました。

お値段$8。

ネット情報では予約必須と書いてあったけど、予約無しでも全然大丈夫でした。

時間も決まってないので、お店に行けばやってくれます。


Bean to Barと言うぐらいだから、ここでカカオの栽培からチョコレートの製造までやってるのかと思いきや、カカオ農場はミンドじゃなかった。

もっと標高の低いとこにあるらしい。


いろいろ説明してくれたスタッフはイラン人で、覚えてるペルシャ語を喋ったらむっちゃ喜んでくれた(笑)。


まずカカオの果肉の試食。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10012130.jpg
豆の周りの果肉の部分、甘くて普通のフルーツみたい。

コーヒーと一緒ね。

実は苦いから外側の白いとこだけ舐めて出すように言われた。


ドロッとしためっちゃ濃いホットチョコレートを試飲しながらチョコレートの歴史から始まり、いろいろと説明を聞く。

このホットチョコレート、砂糖なしで出てくるので、砂糖はお好みで。



チョコレートってメキシコ発祥って知ってた?

もともとは偉い人たちが、唐辛子を混ぜて飲んでた薬用や強壮用の飲み物で、最初ヨーロッパ人には「なんじゃこのまずい飲み物は!」とお気に召さなかったらしい。

それをあのコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、ヨーロッパ人のセンスで砂糖やミルクを混ぜて今のチョコレートに進化。

なんとまあ、意外なチョコレートの歴史。


ガーナのカカオは有名だけど、もともとアフリカにカカオがあったわけれはなく、植民地時代にヨーロッパ人が持ち込んでプランテーションを作っただけだという話。

チョコレート、知らないことだらけ。




庭に生えてるカカオの木。

エクアドルにしかないアリバという種類のカカオ。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10092438.jpg

花は幹から咲く。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10074452.jpg


カカオ豆の発酵作業。

バナナの皮に包んで発酵させる。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10012123.jpg
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10012211.jpg

それを乾燥。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10012041.jpg

コーヒー豆のように洗浄はしない。

発酵に1週間、乾燥に3週間。

そしてロースト。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10074358.jpg

外側の皮を取り除いて。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10074365.jpg
ようやく加工準備完了。


加工過程は機会が稼働してなかったので省略。


最後にチョコレートとブラウニーの試食。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10074496.jpg

ブラウニー写真撮り忘れたけど、むっちゃ美味しかった!

チョコレートの試食も結構食べさせてくれる。

$8の価値あり。


最後にショップでなんか買おうかと思ったんだけど、予想以上のお値段で却下(笑)。

板チョコ$5もするんだもん!

チョコだけじゃなく、カカオの様々な商品があるので、お金に余裕のあるひとは是非。
エクアドルのチョコレート。_c0146526_10092349.jpg



ミンドいいとこだったなー。


by aya-papaya | 2019-03-24 08:17 | エクアドル


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