notes from my travels

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2008年 03月 17日

ネパールです。

まずは言い訳。

中国では発言の自由は許されていません。
中国政府を批判しようものなら大変な事になります。

ネット上での発言はすべて当局にチェックされ、電話は盗聴されます。

それはこういう個人的なブログでも同じで。

先月の終わりにある一人のエキサイトブロガーが写真入で中国を批判した投稿をその人のブログにアップしたそうです。

どうやらその直後から、中国国内からエキサイトブログに一切アクセスできなくなりました。

こういうことは中国では珍しいことではないそうです。
情報は制限され、政府にとって不利な情報は得ることができません。

もし検索サイトで「文化大革命」なんていうキーワードを検索しようとしたら、一切アクセスできないのはもちろん、当局の監査が入りネットカフェが閉鎖させられてしまうほどです。

ということで、ネパールに着いたのでやっと更新することができます。




6日にラサに着きました。

12日にラサを出て、ギャンツェ、シガツェ、エベレストベースキャンプに寄りながら、昨日16日夜にネパールの首都カトマンズに着きました。


今起こってるラサの暴動、一番ピークの死者が出た日(たぶん14日だと思う)はギリギリラサを出ていました。

でも10日からデモは起こっていてラサの街の中は物々しい雰囲気でした。
所持することすら法律で禁止されているダライ・ラマ14世の写真を掲げてのデモなど、とにかく異常な事が起こっていることがすぐにわかりました。

ラサ近辺のお寺はほぼすべて閉鎖されていました。

でも、まさかこんなにひどい事態になるとは思ってなかった。

カトマンズに向かう途中で、ラサで爆発があったとか、100人ぐらい撃たれたとかって噂を聞いて、とにかくはやくカトマンズに着いて情報を得なきゃっていうのと、ラサにいる人たちが大丈夫かどうかすごく心配で。

ラサで泊まってた宿は、今回の暴動の中心のジョカンから100メートルしか離れてない。
そこでウチが出発した2日後に何人もの人が撃たれて、お店や車が燃やされて、って考えると言葉が出ない。

今回の暴動の理由のひとつであるエベレストベースキャンプ、ウチらのグループが入境を許可された最後のグループだった。今後、少なくともオリンピックが終わるまでは誰一人としてそこには近づけない。

ホントにギリギリだった。

同じ宿だった日本人の人は無事に非難できてるかな。
宿の人たちも避難できたかな。
お茶屋さんであったチベタンたちはみんな無事かな。

心配です。

ラサがこんな事になるなんて。

言葉が出ません。
そして怒りが込み上げてきます。
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by aya-papaya | 2008-03-17 20:51 | ネパール | Trackback | Comments(6)
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Commented by satoroll at 2008-03-17 23:46
無事でよかった。ニュースを見ながら君のことが頭をよぎりました。
ギリギリ回避できたみたいだけど、
もし何かあってそのまま留まっていたらと思うとぞっとします。
ほんと頼むから気をつけて旅をしてね!
Commented by ねずみ at 2008-03-18 10:38 x
あ~良かった。ずっと何も書いてないんだもの。ほんとに心配しちゃいました。いのちを大切に!こんな言葉を言わなきゃいけないなんて情けないけど・・・安心して世界中を旅することができる日はいつ来るんだろう?
Commented by まずまず at 2008-03-18 19:46 x
歴史的事態に遭遇したのですね。
君の 安全を聞いて安心すると同時に、多くの人の命が今も危険にさらされているのですね。複雑な重いです。
権力の力とは、なんと恐ろしいものでしょう。
アフガニスタンを、「悪の巣窟」といって、戦争を始めたアメリカの大統領
今回の中国政府の、発言も「権力こそ正義」みたいに感じてしまうのは、私だけでしょうか?
Commented by まずまず at 2008-03-18 19:47 x
チベットが情勢不安だと、隣国にも影響するのではないかと、不安の先取りしてしまいます。
物を壊すのは、とても短い時間ですが、創り上げていくには、多くに時間と強い信念が必要です。
「中国には言論の自由はありません。」この言葉にも、ショックでした。この国に住んでいると、「当面の自由さ」があり、そこまで、生活になかで考えることがないからです。
今回の体験は、とても危険でしたが、その分「生きる」ものすごく大事なものを、得たのではないでしょうか?
一日も速く、「対話の出来る環境」が整って欲しいものです。
それにしても、世界は広いですね。
想像が出来ない世界が、たくさんあるのですね。
こちらからも、チベットの平和を祈っています。
身体に気をつけて
自分の身体のサインにも、耳を済ませてください。
ネパールの皆さんによろしく。
しっかり休憩して、モリモリたべてくださいね。
Commented by aya-papaya at 2008-03-19 20:43
>satorollさん
不謹慎だけど、その現場いにいて自分の目で起こったことを見たかったというのが本音です。
その時ラサにいた人に会ったけど悲惨だったそうです。

>ねずみさん
ご無沙汰しました&心配おかけしました。中国は規約が多くて大変です。

>まずまずさん
今回とても貴重な経験ができたと思います。
ネパールのみんなは元気です。ウチもあいかわらず元気です。
Commented by ねずみ at 2008-03-21 11:07 x
これからまた、いい写真いっぱいおくってくださいね。中国のことちょっとづつ日本でも報道されるようになりました。チベットから帰ってきた日本人が写真を公表したり、体験を話したりしています。いくら報道規制しても、すべてを隠し通せるものではないということです。あなたが書いていたように、インターネットでの通信ができなくなっていたこともテレビで言っていました。しかし、これもまだ規正の内なのかもしれませんね。


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